コラム
2023.09.06
足爪のお悩み12 巻き爪について5
巻き爪は、爪の側面が皮膚に向かって曲がって伸びている状態を指します。 もともと爪は巻いて伸びてくる性質がありますが、足ゆびに体重がのることで爪の側面は平らになります。 外反母趾やハンマートウなど足ゆびが変形していると足爪に正しく体重がのらないため、巻き爪になりやすくなります。 外反母趾(Hallux Valgus): 外反母趾は、足の親ゆび(母趾)が足の他のゆびに向かって外側に曲がる状態を指します。 この状態は、足の骨の異常な成長や筋肉の不均衡によっ て引き起こされることがあります。 外反母趾は通常、足の親ゆびの付け根部分に痛みや腫れを引き起こすことがあり、靴を履くときに不具合を感じることがあります。 軽度の外反母趾は靴の選択や特別なインソールを使用して管理できる場合がありますが、重度の場合は手術が必要なことがあります。
ハンマートウ(Hammertoe): 足の中でも特に第2、第3、第4のつま先の足ゆびに見られます。この状態では、足ゆびの関節が曲がり、付け根の骨と足ゆびの間に反りが生じます。その結果、足ゆびがハンマーのように曲がった形状を持つことが特徴です。
どちらも足の健康に関連する問題であり、適切な管理や治療が必要です。症状が重度である場合、専門医(整形外科医や足の専門医)の診察を受けることをお勧めします。 また、これらの問題を予防するために、適切な靴の選択や足のケアにも注意を払うことが重要です。